農機センターでは、トラクターやコンバインなどの農業用機械の修理や販売を主に行っています。例えば、草刈機のエンジンがかからないという修理の依頼であれば、その原因は様々あり、燃料がエンジン内部に供給されていないことや、エンジン内部での燃焼がうまくできていないことなどがあります。その原因をいち早く突き止め修理し、お客様に納得していただくためには、専門的で豊富な知識が必要です。
また、販売する際にも新しく購入されるお客様にはどのような商品が良いのか、農作業の負担を少しでも軽くするためには何が必要かなど、数多くある農業用機械の中からお客様のニーズに合った最適な商品を紹介できるよう、幅広い商品知識が求められます。
現在、地方の過疎化などが原因で農作業の省力化が求めれています。そこには農業用機械が欠かすことのできない存在であり、それを販売・修理する私たちの仕事は、農家さんにとって必要不可欠な仕事だと思っています。
祖父が農家だったこともあり、農業に関わりのある職場で働きたいと思っていました。
えひめ中央農協は、幅広い事業を行っているため、様々な仕事が経験できます。また、資格取得に向けた研修や助成金制度などがあり、学びやすい環境も整っているため、農業に携わりながら自分自身が成長し続けられる企業だと思い、当農協に決めました。
専門知識が必要な職場ですが、年の近い先輩や上司がしっかりとフォローしてくださるので、何事にも失敗を恐れず挑戦できることが一番の魅力です。機械トラブルでお困りのお客様の助けとなり、笑顔で「ありがとう」とお礼を言っていただけたときに、この仕事をやっていて良かったなとやりがいを感じ、モチベーションにつながっています。
この仕事ならではですが、季節や天候によって忙しさが大きく左右されます。稲刈りの時期に当たる8月中旬から10月末は一年の中で最も忙しく慌ただしい毎日ですが、そのほかの時期は有給休暇も取りやすく、仕事とプライベートの両立がしやすいことも魅力の一つです。
現在、先輩や上司の方に支えてもらいながら仕事をしていますが、今後は機械の知識や修理技術をさらに身に付け、お客様だけでなく先輩や上司の方にも信頼され、頼りになる職員へ成長したいです。
アグリセンター東温は「経済センター」と呼ばれる購買店舗で、肥料や農薬などの農業用資材や日用品の販売・商品発注・仕入・配達などを行っています。肥料は一つでも大変重く、年配のお客様が持ち帰る際には自動車への積み込みも行います。農業用資材は、農産物を栽培する過程には必要不可欠なものなので、非常に農家さんとの関わりが深い業種です。
企業を選ぶ中で、「地域に貢献できる仕事がしたい」という思いはありましたが、仕事内容に関して、特別やりたいことは決まっていませんでした。えひめ中央農協は幅広く事業を展開しており、就活を通してやりたいことを見つけるのではなく、働く中で自分がやりたいことや適している仕事を見つけることができるのではないかと思い、入組しました。
経済センターには、農家の方々が農産物を作るために必要な資材を買いに来られます。愛媛の特産となる農産物を作る過程に自分も関われることが、この仕事の魅力だと思います。農薬や肥料は、栽培過程で最適な供給時期を逃してしまうと取り返しがつかなくなることもあります。農家さんが必要とするタイミングに必要な商品を提供できるよう、基本ですが最も重要である在庫管理の徹底を日頃より心掛けています。
また、資格取得のための環境が整っていることも魅力の一つです。業務に必要な資格を取得する場合には、組合による研修費用や受験料の負担、資格によっては合格すると報奨金が支給されます。
肥料や農薬には、使用を間違えると危険なものもあります。商品知識を幅広く身に付け、お客様からの質問や問い合わせに何でも瞬時に答えることができる職員になりたいと思っています。また、日頃からお客様が気軽に相談できる関係づくりを積極的に行い、困ったときには私を頼って来店してもらえるような職員を目指しています。