皆さんこんにちは!
今回は砥部町七折地区のブランド梅「七折小梅」の初収穫を取材させていただきました。
初収穫が行われた5月22日、とってもいい天気で空気は少しひんやり。
絶好の収穫日和です。
農事組合法人ななおれ梅組合の組合長、竹内さんは園地に到着すると早速収穫を始めました。
七折小梅は100年以上昔からこの七折地区で栽培されていて、その歴史を誇る特産品となっています。
こだわりの小梅は一般的な梅よりも糖度が高く、果肉や果皮が柔らかいことから主に梅干しづくりに使用されています。
ここ竹内さんの園地では、約90本もの樹を育てています。その樹に実った梅を1日に4人がかりで400kgも収穫するそうです。この小さな梅を手作業でそんなにも!?と収穫量に驚きました。
収穫した梅は黄色く透き通るような色合い。ところどころ可愛らしく赤色に染まっています。
そこでひとつ不思議に思いました。
スーパーでよく見る梅は緑色なのに、七折で収穫されているのは熟した黄色の梅。
その違いについて質問してみると、黄色くなるまで熟した梅が梅干しづくりには最適なんだそうです。
以前は市場から出荷時期を提示され、その時期に合わせて出荷していましたが、「それでは梅干しづくりの出来具合に影響が出てしまう」と、七折小梅にかける思いから、出荷時期を生産者側から提示するようになったそうです。
愛情をこめて作った美味しい梅を食べてもらいたい―。
その熱い思いが伝わってきますね。