経営支援課は12月5日、新玉小学校の3年生70人に、食農教育を行いました。
「みかんの旅」と題して、農家が大切に育てたかんきつが、消費者へたどり着くまでにどのような「旅路」を経ているのか学んでもらいます。
近年は、コロナ禍の影響で講義のみでしたが、当JAへ児童らを招く校外授業は、4年ぶりの開催です。
まずは、当JA北条選果場で高級かんきつ「紅まどんな」をセンサーで選果し、人の手で丁寧に箱詰めされるのを見学しました。
次に営農部や販売部、加工部が協力して、みかんの栽培から消費者の手に届くまでの過程や、フルーツゼリーに加工するゼリー工場の話まで幅広い講義を行いました。
講義の後は、体験学習の時間!
機器を使ったかんきつの糖度測定や、加工部で着用している食品工場用作業服の試着を体験しました。
さあ、食農教育の最後は昼食会です。
まずは、栄養バランスについてクイズで学びます。
当JAの農産物直販所「太陽市」で作った管内農産物の料理をバイキング形式で提供しました。
バランスよく盛り付けられたかな?
福島幸則理事長は「今年のかんきつは、秋に雨が少なく農家は苦労して大切に育ててきた。その思いを感じながら、今回の学習を通じて、農業に関心を持ち、かんきつの魅力をたくさん知ってほしい」と話しました。