JAえひめ中央は2月27日、注目の新ブランド「紅プリンセス(愛媛果試第48号)」の選果を北条選果場で始めました。
担当作業員が目視で外観を確認した後、光センサー選果機で糖度や酸度等を計測し選果していきました。
集荷した約40㌧の「愛媛果試第48号」の果実のうち基準をクリアした3割ほどを「紅プリンセス」として、残りは「はるあいか」として出荷。販売は3月1日からです。
昨年の春先からのカメムシの大量発生や、夏場以降の異常高温の影響で栽培に苦労したものの、生産者の栽培努力により、ゼリーのようななめらかな果肉の「紅まどんな」と濃厚な甘みの「甘平」の特徴が出た「紅プリンセス」に仕上がりました。
同JA管内では、509戸が35㌶で栽培しており、約140㌧を地元や関東関西市場を中心に出荷する予定です。
「愛媛果試第48号」は愛媛県が約20年をかけて開発した新品種です。