12月6日、「日本農業賞」の愛媛県代表表彰式が行われました。
日本農業賞とは?
JA全中とNHKが、農業経営に意欲的に取り組んですぐれた功績をあげた生産者や団体を表彰する賞のこと。「個別経営の部」「集団組織の部」の二つの部門があります。
今回「日本農業賞」の「集団組織の部」で愛媛県代表に選ばれたのは、「JAえひめ中央釣島支部」です。
支部では松山市沖合にある「釣島」とその東の「興居島」であわせて19人がかんきつを生産しています。15年ほど前からは「紅まどんな」など県産の高級かんきつを、管内でいち早く取り入れていました。
雨水を貯める貯水タンクの設置や、生産者同士が畑の見回りをし、栽培技術を高め合うなどをして、地域全体のかんきつの品質は向上。
その結果、管内の支部の中でかんきつ農家1戸あたりの平均手取りが最も高くなり、この離島での農業の先進事例が高く評価され、今回、「日本農業賞」愛媛県代表に選ばれました。
表彰式では、支部長の池本雄吉さんに表彰状が手渡され、抱負を話されました。
愛媛県の農業の素晴らしさを、全国でも発信していただきたいです。