皆さんこんにちは!
今回は、伊予市唐川地区で作られている唐川びわに注目していきます。
びわと聞いて、幼い頃この季節になると、よく食べていたことを思い出しました。冷えた果実に思い切りかぶりつくのは、初夏の楽しみです。
そんな思い出深いびわですが、生産者の高齢化が進み、全国的にも年々収穫量が減少しているのが現状です。
びわは旬の時期がとても短く、その美味しさを味わえるのは、ほんの僅かな間だけ。
繊細な果実を傷付けないように袋掛けをしますが、なんとその作業はひとつひとつ手作業なんです。2メートル以上もの大きさに育つびわの樹々に、梯子をかけながら大掛かりな作業を行います。
そして、袋で覆われた状態のまま収穫をします。
色や状態を見ることができないため、収穫時期は長年の勘に基づいて判断するのだそうです…!
収穫後も、果皮の産毛をなくさないように選果、パック詰めまで迅速かつ細心の注意を払います。
こうして大切に育てられたびわは、果実を楽しむだけでなく、種や葉などに薬効効果が認められています。
こちらの唐川特産「びわ葉茶」は、太陽市でも購入が可能です。
農家さんがその歴史とブランドを守り、丹精込めて手掛ける唐川びわ。
一種のブランド果実として初夏の味覚を味わってみてはいかがでしょうか。