【取材レポ】サトイモ収穫で農福連携

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【取材レポ】サトイモ収穫で農福連携

2020年12月17日

「一人ではどう頑張っても、作業量に限界が来る。彼らは良きパートナーです」—

そう話すのは東温市で農業を営む越智栄一さん(55)。ブロッコリーやタマネギ、麦など、重信川近隣の肥沃な土壌で様々な農作物を育てています。

JAえひめ中央が今年11月から新たにサトイモ「伊予美人」の共同販売を始めるにあたり、越智さんも今春から10アールのサトイモ栽培をスタート!

11月中旬~12月中旬にかけて、福祉施設に農作業委託を行い事業所利用者とともにサトイモの収穫作業を行いました。

今回、越智さんの園地で収穫作業を行ったのは「特定非営利活動法人 農業で古里創りNPO『あぐり塾』」のみなさん。越智さんが一人で作業すると、1日1列の収穫で精いっぱいですが、6名の事業所利用者さんとの作業により約5倍のスピードで実施でき、計4日間で収穫を終えることができました。

越智さんは「来年は50アールに挑戦したいと考えとるんよ。彼らの頑張りにより、サトイモの面積拡大が現実的になる。収量も確保しつつ安定的な出荷に繋げ、JAとともにサトイモでも地元農業を盛り上げたい」と意気込みを語ってくれました。

 

おまけ…

18㎏のサトイモが入ったキャリーを上げ下ろしするのはひと苦労。
この日、アシストスーツを着用して農作業を行った越智さん。
「グッと持ち上げるとき、身体が支えられている気がするね」と効果を感じていました。

JAえひめ中央ではアシストスーツ購入の際に利用できる、助成制度を用意しております。詳細については、お近くの経済センターへお問い合わせ下さい。

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