令和4年度からスタートした准組合員モニター制度。7月の事業学習会に続き、2回目の活動を10月15日(土)、「みなとまち まってる」で行いました。
今回の活動は「野菜のつどい」と題し、野菜に関する知識を深めることを目的として開催。7名のモニターに参加いただき、①漬物作り講座、②野菜学習会、③プランター野菜栽培講座、④野菜料理試食会の4つのカリキュラムを実施しました。
①漬物作り講座は、JA女性部中山ブロックの部員であり、中山農産加工組合の組合長でもある橡木勝子氏を講師に招き、「ウリの粕漬け」の手順を学んだ他、「大根の甘酢漬け」を作りました。
直販所等で加工品を販売している橡木講師から直接学べるとあって、参加モニターは、「粕床はどこに置くのが良いのか」、「2割塩とは?」、「塩漬けで出た水分はどうするのか」等、積極的に質問していました。
参加モニターのお一人は「浅漬けは作ったことがあるけれども、下漬けから始まる本格的な漬物は未経験なので勉強になった」と話しました。
②野菜学習会では、当JA農産課の西岡聖課長から、当JA管内の野菜の生産状況や販売先、生産者の紹介等、身近な野菜に関する情報を資料にもとづき説明。
学習会後には、「今後はJAえひめ中央の野菜を購入したい」という嬉しいお声もいただきました♪
③プランター野菜栽培講座では、当JA東部営農支援センターの近藤圭三技術員からカブの栽培について具体的に紹介しました。
近藤技術員から水やりのコツや間引きの注意点を学びます。
モニターの皆さんには、体験用にカブのプランター栽培セットをプレゼント。「難しそうだけどチャレンジしてみます」とのコメントもいただき、どんな素敵なカブが育つのか楽しみです♪
④最後は野菜料理試食会です。野菜ソムリエの資格も持つ当JA直販部の荒谷裕子栄養士が作った野菜料理を実食。ワンプレートで栄養バランスも彩りも抜群!愛媛県が開発したブランドサトイモ「伊予美人」をたっぷり使った豚汁はおかわりが出るほどの人気でした。
実施後のアンケートでは「農業の実態を知ることができた」、「座学・体験とも楽しく学べて良かった」、「日常に『漬物の工夫をする楽しみ』のある生活を目指したい」といったコメントをいただきました。
座学だけでなく、体験活動も交えた今回の「野菜のつどい」。モニターの皆さん同士で自然と会話が生まれ、交流が深まりました。
次回は12月3日(土)に、当JAの研修圃場での紅まどんな収穫体験と北条選果場の見学を予定しています。