JAえひめ中央温泉百合部会の村丸俊雄部会長のハウスでは4月26日、5月14日の「母の日」を前に、百合の出荷が本格化しています。
約24㌃のハウスでおよそ5万本の百合「シベリア」を栽培しており、120㌢ほどに成長したユリをハサミで1本1本丁寧に収穫。
昨年に引き続き原油、資材、肥料・農薬の価格高騰を受ける厳しい栽培条件の中、生産者の努力により今年産も例年通り大ぶりで品質が良く、計画通りの出荷を行えています。
「贈る人の気持ちが伝わる百合を生産するため、日々管理を徹底している。品格ある華やかな百合を母の日に贈ってほしい」と微笑みます。
部会では松山市桑原地区を中心に6戸の生産者が約110㌃で栽培しており、白色の「シベリア」「ザンベジ」、ピンク色の「テーブルダンス」「マスター」の品種を主に扱っています。
今年産の出荷は2022年9月の開始から2023年6月下旬まで続き、「道後温泉 湯けむりの花」ブランドとして、札幌や関東を中心に約12万5千本を予想しています。