今年度のJAえひめ中央「准組合員モニター制度」。
2回目の活動となる『野菜のつどい』を9月9日(土)に「みなとまち まってる」で開催しました。
『野菜のつどい』は野菜の生産から消費まで盛りだくさんの内容となっています。「当JAの魅力は主力品目である柑橘はもちろん、野菜にもたくさんある。野菜についてももっと知っていただきたい!」という思いを込めて企画しています。
まずは「野菜学習会」。当JA管内の野菜生産状況などについて、当JA農産課の西岡聖課長から写真付きの資料で説明しました。当JA管内でも地区によって生産している品目や量に大きな違いがあります。モニターからは「とても勉強になり、野菜への関心が深まった」、「今後の野菜購入の参考にしたい」との感想をいただきました。
次に当JA営農技術員の近藤圭三補佐を講師として「プランター野菜栽培講座」と「家庭菜園講座」を実施。プランター野菜栽培講座では「カブ」のプランター栽培方法を、家庭菜園講座ではプランター栽培に限らず、野菜を栽培する際の土づくりから収穫までの段階に応じたポイントを紹介しました。
講座の中では次々と質問をいただき、「水やりや間引きのタイミング」、「有機肥料の場合の追肥の量や時期」など栽培管理の細かいポイントまで説明。モニターからは「具体的な指導で役に立った」、「今までの自分のやり方の間違いに気付いた」との感想をいただきました。
また、実際に野菜を栽培していただこうと、カブのプランター栽培セットをモニター全員に進呈。上手に育つよう願っています。
次は「枝豆収穫体験」。伊予地区の生産者が栽培した枝豆を収穫します。初めての体験に真剣な眼差しや楽しそうな様子のモニター。収穫した枝豆はご自宅でおいしく食べていただきました。
最後は小田地区のJA女性部員を講師に招き「野菜料理体験」を実施。小田地区の特産である菌床しいたけやピーマン、名物加工品のひしおや醤油をふんだんに使用した彩り豊かな料理を7品作り、実食しました。モニターからは「シンプルな料理方法で野菜の持つ味の良さを感じた」、「小田の味噌や醤油がとてもおいしかった」との感想をいただきました。
野菜に関わる学習や体験を盛り込んだ『野菜のつどい』。
JAえひめ中央の野菜の魅力をたくさんお伝えできました。
次回12月2日(土)はいよいよ「柑橘」をテーマとした活動。『みかんのみち』と題して、地域で活躍する柑橘生産者の園地を訪問してお話を伺い、柑橘の収穫体験をさせていただくほか、選果場の見学もおこないます。