JAえひめ中央温泉百合部会では「母の日(5月12日)」を前に「道後温泉湯けむりの花」ブランドとして華やかな百合の出荷が本格化しています。
球根や原油、資材等の価格高騰の影響で厳しい栽培条件下であるものの、生産者の努力により、今年産も例年通り大ぶりで葉の緑も濃く品質の良いユリを順調に出荷しています。12㌢ほどに成長した蕾の状態のユリをハサミで1本1本丁寧に収穫。
村丸俊雄部会長は、「特に水管理に気を付けて栽培している。ユリは大振りで日持ちも良くギフトにぴったり。贈る側も贈られる側も笑顔になるユリをぜひ母の日に贈ってほしい」と微笑みます。
2022年に30周年を迎えた同部会では、松山市桑原地区を中心に6戸の生産者が栽培。
栽培している主な品種は、白色の「シベリア」「ザンベジ」「プレミアムブロンド」と、ピンク色の「テーブルダンス」「マスター」。
今年産は約11万8千本を、札幌市場を中心に2024年6月下旬まで出荷する予定です。