さわやかな夏の風を感じる季節になると、愛媛県伊予市唐川地区の山では袋がけした
たくさんびわの樹を見かけるようになります。
JAえひめ中央管内では、「唐川びわ」の出荷が始まっています。
黄橙色の大きな果実の皮をむいて丸かじりすると、みずみずしい果肉とさわやかで上品な甘みが口いっぱいに広がります。今年産は、2月上旬からの降水量が多く、袋掛けが遅れた園地があったものの、その後の天候に恵まれ、順調な玉太り。
生産者の努力により、例年通り果汁たっぷりで上品な甘みに仕上がっています。 「唐川びわ」は、伊予市の優れた地域資源である「ますます、いよし。ブランド」に認定されており、同JAでは79戸の農家が栽培。
関東と地元市場を中心に、6月下旬まで例年並みの約28㌧の出荷を予定しています。