松山市の「まつやま農林水産ブランド」にも認定されている「伊台・五明こうげんぶどう」の出荷を、7月25日から実川集荷場で始めました。
出荷初日は、大粒でツヤツヤとした黄緑色の果粒が美しい「シャインマスカット」2㌔箱96個が同集荷場に持ち込まれました。
今年産は春先の低温や日照不足により成育が遅れていたものの、梅雨明け以降の天候も回復し、生産者らの努力により食味良好で高品質な果実に仕上がっています。
目合わせ会も行い、生産者やJA関係者、市場関係者ら約40人が参加。
厳しい基準をクリアした特選品のみ出荷できる「道後物語」シリーズに、2024年から本格的に「シャインマスカット」を加えたことから、出荷者らは「シャインマスカット」の果実を前に、新たな出荷規格を念入りに確認していました。
伊台支部は、水はけのよい花こう岩土壌と昼夜の温度差がある立地を生かし「シャインマスカット」をはじめ、濃厚な甘みが特徴の「ニューピオーネ」、「藤稔」、「ブラックビート」など約15品種を、ハウスとトンネル栽培で約50戸が栽培しています。
出荷は9月上旬をピークに10月中旬まで前年比104％の114.2㌧を見込んでいます。
