経営支援課は12月4日、新玉小学校の3年生95人に、「みかんの旅」と称して食農教育を行いました。農家が大切に育てたかんきつが、消費者へたどり着くまでにどのような「旅路」を経ているのか学んでもらいます。
当JAの北条選果場見学では、高級かんきつ「紅まどんな」をセンサーで選果し、人の手で丁寧に箱詰めされるのを見学しました。
広い選果場内をかんきつが自動で運ばれていく様子を見る子供たち
次に営農部や販売部、加工部が協力して、みかんの栽培から消費者の手に届くまでの過程やフルーツゼリーに加工するゼリー工場の話まで幅広い講義を行いました。
講義の後は、体験学習の時間です。機器を使ったかんきつの糖度測定や、加工部で着用している食品工場用作業服の試着を体験しました。
食農教育の最後は昼食会です。栄養バランスについてクイズで学び、当JAの農産物直売所「太陽市」で作った管内農産物のを使用した料理をバイキング形式で提供しました。
JAの職員に手伝ってもらいながら盛り付けます。
井上猛文専務は「農産物はどれも農家が苦労して育てている。その思いを知り、大切に食べてほしい。かんきつはもちろん、農産物がどのようにできているのか興味を持ってもらいたい」と話しました。