おいしい野菜を作るためには、しっかりとした作付け計画を立てることが重要です。
果菜類などの苗ものは、一般的に4月下旬から定植します。
4月下旬より早く定植をする場合は、防寒対策が必須です。
圃場準備として、一ヵ月前には完熟堆肥(スーパー堆肥・バーク堆肥)・苦土石灰等を施用して耕運しましょう。肥料は15日前を目安に施用し、畦立てを行います。
まずは【畦立て・マルチング】
排水が悪いと野菜の生育が悪くなってしまいます。
排水を考慮して高畦とし、溝を広めにとりましょう。
畦立て後、十分に湿りがある状態でマルチを張り、地温の上昇に努めます。また、マルチには様々な種類があるので、それぞれ用途に合わせて使い分けることをオススメします。
マルチ共通の効果として、
「土壌水分の保持」「肥料の流亡防止」
「雨による土壌の跳ね上がりの防止」「生育促進」
があり、作物の品質向上につながります。
■透明マルチ
■白黒マルチ
■黒マルチ
■シルバーマルチ
次回は【定植・播種】についてお話します。