苗の畑へのお引越し
畦幅120~150cm、株間35cmの二条植えとします。
定植後は充分に灌水を行い、植え痛みを防ぎます。
肥料をあげよう
1回目の追肥は、結球が始まる頃に行い、軽く中耕します。
2回目の追肥は、玉がこぶし大程度になった頃に行います。
3回目の追肥は、2回目の追肥から20~30日後に生育に応じて施用します。
病害虫の防除について
害虫については、定植時期がヨトウムシ・コナガ等の発生時期となるため、見付け次第、早めに防除を行います。
また、害虫の温床ともなりますので圃場周辺の雑草の除去など環境整備にも留意します。
病害については、菌核病や軟腐病の発生が多くなっています。病害発生後に防除しても効果が少ないため、発生前の予防散布を行い、病害の発生を防ぎます。
病害が発生してしまった場合は、発病株の抜取りを行い、周辺株への拡大を防ぎます。
肥料の効き過ぎも病害の発生を助長しますので、肥料のやりすぎにも注意が必要です。
待ちに待った収穫
品種により収穫までの日数は異なりますが、結球部を押してみて、固くしまったものから順次、収穫していきます。
収穫が遅れると、裂球や抽苔となる恐れがありますので、適期収穫を行います。