ご葬儀について
皆さまに寄り添った会館を目指します。
料金等詳細情報については、(株)ジェイエイえひめ中央ホームページをご覧ください。
会館案内
愛媛県伊予市市場甲127-1
TEL:089-983-5227
愛媛県東温市田窪1918-1
TEL:089-955-5678
愛媛県伊予郡砥部町拾町144-1
TEL:089-905-1040
知って安心。終活のすすめ
事前相談(生前相談)
「事前相談(生前相談)ってどんなもの?」
事前相談(生前相談)とは、もしもの時に慌てることが無いよう葬儀についての情報を集め、価格や場所、会葬者などを事前に相談し、あらかじめ葬儀のイメージを決めておくことです。相談内容のポイントは下記の5点です。
- 全体の葬儀費用
会葬者数や葬儀会場の大きさなどから葬儀費用の目安が分かります。 - 式の場所、形態
会館葬・自宅葬による場所を選び、次に一般葬・家族葬・社葬などの形態を選びます。 - 宗旨の有無
宗教・宗派を確認します。 - お帰り場所(安置する場所)
自宅・ルミエール会館などから選びます。 - 会葬者数
遺族(親戚)の人数、会葬予定の人数(知人・町内・会社関係者等)を想定します。
最近の葬儀は、セットプランになっていることが多いですが、セット料金に何が含まれているか、含まれていない商品やサービスで必要なものを確認しましょう。また、会葬者の人数は葬儀費用の見積額に大きく影響しますので、人数予測は重要なポイントです。
当社では、葬儀後に発生する諸手続きに対して、JAと連携のもと総合力を活かしたサポートをすると共に、ルミエール会員の特典内容等をご説明させていただきます。
「会館はどこで?」「誰に連絡を?」「会葬者の人数は?」など、非常に多くのことを短期間で決定することは心身ともに大きな負担となります。大切な方のもしもという時に慌てることなく、故人を偲ぶ気持ちを反映した葬儀が行えるよう事前に準備しておくとよいでしょう。
事前相談で得られる ~ 安心3箇条 ~
- 安心1 葬儀費用に関する不安が解消できる
事前相談では、ご要望に応じた内容の見積書や予算に合わせた提案を行います。葬儀費用の目安が分かり、費用に関する不安が解消できます。 - 安心2 もしもの時に慌てることなく対応できる
会場や会葬者数の目安を決めておくことや、連絡先(親戚・会社・地域・知人など)や手続きなどをあらかじめ準備しておくことで、万が一のときに心の負担を軽減することができます。 - 安心3 故人を偲ばれる葬儀を実現できる
故人の好きな花を使った花祭壇や、故人の趣味の作品を展示するメモリアルコーナーを設けるなど、さまざまな演出をすることができます。事前に相談をしておくことで、会葬者一人ひとりに故人を偲んで頂き、悔いの残らない葬儀の実現が可能です。
お葬式マナー
お葬式のマナーは宗派によってさまざまです。その時になって慌てないように、事前にしっかりと知識を身につけておきましょう。
焼香の作法
お焼香には、立って行う「立礼」と、座って行う「座礼」、そして座って香炉を手元に置き、お焼香してから隣の人に回す「回し焼香」があります。
「立礼」の場合
- 祭壇に進み、ご遺族に一礼します。遺影に向かって一礼し、一度合掌します。
- 親指、人差し指、中指の三本で抹香をつまみ、手を返して額の高さまでかかげます。
- 抹香を香炉に静かにくべます。この時、数珠は左手にかけておきます(焼香の回数は宗派で異なります)。
- 改めて遺影に向かって合掌します。
- 一歩下がり、僧侶とご遺族に一礼し、席に戻ります。
「座礼」の場合
基本的な手順は立礼焼香と同じですが、焼香台と自席の移動方法にも作法があるので注意が必要です。焼香台までの距離が近い場合は「膝行・膝退(しっこう・しったい)」という、立ち上がらずに移動をすることが作法とされています。
膝行・膝退による移動のコツは、親指を立ててそれ以外の指は握ります。
両腕を体の両脇より前に置き、体を持ち上げるようにしながら膝を前に出して移動します。
なお、自席と焼香台までの距離が遠い場合は中腰の姿勢で立って移動します。
服装のマナー
通夜の服装
とり急ぎ通夜の弔問に駆けつける時は、平服のままでかまいません。先方も用意が整っていない場合が多く、また礼服で訪れたのでは不幸を予期していたようで、かえって失礼です。とはいえ、なるべく地味な服装が望ましいですし、男性の場合はネクタイと靴下を黒に換えても良いでしょう。
葬儀・告別式の服装
葬儀・告別式に参列する時は、通常礼服です。しかし、特に親しい間柄でない場合には黒めの平服でかまいません。男性はダークスーツと黒のネクタイ、黒の靴下。女性は黒もしくは地味な色のスーツもしくはワンピース、それに黒の靴が望ましいでしょう。男女、和洋装を問わず、黒であっても光沢のあるものは避けましょう。
マナーももちろん大切ですが、ご参列された方々が故人の生前を偲び、旅立ちを温かく見守ることが何よりのご供養となります。マナーを参考に故人を送ってさしあげましょう。
葬儀の進め方
大切な方とのお別れは、突然やって来ます。動揺と悲しみの中で多くの準備をしなければなりません。葬儀が無事に終わるまで、何をすればよいのか一般的な手順を確認していきましょう。
ご臨終
~病院の場合~
身の近いご親戚に一報を入れます。ただし、特に親しい方以外は、通夜・葬儀の日程が決まってから連絡しましょう。※故人の処置を終え、お迎えにあがる時間をルミエールへご連絡ください
担当医師から「死亡診断書」を受け取ります。
~ご自宅の場合~
かかりつけの医師に連絡し、死亡の確認をしていただいたのち、「死亡診断書」を受け取ります。
突然死や事故などの場合は警察署に連絡し、検死を受けます。
故人の安置
故人をお迎えに上がり、ご家族の望む所へルミエールがお連れします。以下のものを用意しておきましょう。
・故人を寝かせる布団(季節を問わず敷・掛布団一枚)
・末期の水(故人の口元を潤すための水)
葬儀の打ち合わせ
・喪主の決定
・宗旨、宗派の確認
・葬儀内容(祭壇内容等)をプラン等から決定
・遺影写真を準備し、返礼品をカタログ等から選択
・会葬礼状(お礼状)の確認
・死亡診断書への記載事項の確認(ルミエールで預かり、死亡届を提出)
日程や会場が決まったら、関係者へ連絡しましょう。
通夜
僧侶をお迎えし、読経をいただいたのち法話を拝聴します。僧侶の退堂を見送り、喪主または親族代表者よりお礼の謝辞、葬儀・告別式のご案内をします。身の近い方は通夜振る舞いの会食の席をご一緒します。
納棺
ご遺族・親族の方々で故人の旅の支度を整え、お棺に寝かせます。故人の愛用の品やお好きだった物を皆さまで持たせてあげましょう。
儀・告別式
喪主が、宗教者(僧侶など)には宗教者控室で、来賓者には会場最前列着座時に挨拶を行い、会葬者を迎えます。
15~10分前には着席し、定刻に僧侶を迎え、読経をいただきます。弔辞(必須ではありません)を頂き、弔電が披露されます。
僧侶の読経の中、喪主、遺族、親族、来賓、一般会葬者の順に焼香をいただきます。閉式の後、僧侶の退堂を見送り、喪主または親族代表者がお礼の謝辞を述べます。
※式次第は宗派によって異なる場合があります。
出棺の儀(お別れ)
ご遺族、親族、親しくされた会葬者がお棺を囲み、お花を添えます。顔を合わせて思いを伝えられる最後のお別れです。
棺と一緒に位牌、遺影を持たれたご遺族が霊柩車へ進みます。棺が霊柩車に乗棺後、位牌を持たれた喪主(遺影を持たれる場合もあります)が霊柩車に乗り、斎場へ出発します(棺が乗棺後、喪主または遺族代表者が謝辞を述べる場合もあります)。
火葬
棺を安置し、お別れの焼香を行った後、炉前へ移動して良き旅立ちが叶うようにお見送りをします。
火葬終了を待ち、収骨をします。埋葬許可書を受け取ります(納骨時、墓地管理者に提出する必要があります)。
法要
ご遺骨を祭壇に荘厳し法要を執り行います。
※親戚の方々が集まりにくい現在では、葬儀当日の法要に併せて初七日法要を繰り上げて執り行うことが多くなっています。
精進落し(お斎、直会)
最後までご一緒いただいた方々へ感謝とお礼の挨拶をし、食事をします。
自宅でのお祀り
ご葬儀当日または翌日、ご遺族をお見送りした後、ルミエールが訪問し後飾りを整え、忌明けまでの祀り方を説明いたします。ご不安は遠慮なくお訪ねください。
葬儀後(翌日以降)
お世話になった方々へお礼、挨拶回りを行います(挨拶に行けない場合は礼状を送ります)。
・忌明け法要(四十九法要等)の準備(日程、連絡、料理、引き出物、返礼品、位牌等)
・保険、年金、相続等の手続き
故人と過ごせる時は、葬儀が最後となり二度とありません。事前に葬儀の手順などを知り、心に余裕が持つことで、大切な方と向き合い、思いを伝える時間にあてていただければ幸いです。
葬儀費用
「葬儀費用ってどのくらい必要?」「大きな会館での葬儀は高いの?」など葬儀費用に関する不安をお持ちの方は多いはず。葬儀でのお金の仕組みを理解し、各家庭に合った葬儀を見つけていきましょう。
葬儀費用は、『葬儀社に支払う費用』と、寺社など宗教者や火葬場に直接支払う『葬儀社以外に支払う費用』の2つに分かれます。
『葬儀社に支払う費用』には、祭壇や棺・骨壺など葬儀を行う上で必要な本体費用である「葬儀施行費用」と、香典返し・引出物などの返礼品や通夜振舞い・精進落しの料理、飲み物などの「飲食接待費用」があります。「葬儀施行費用」は最近、セットプランになっていることが多く、プランを決めてしまえば金額が変わらない固定費です。料金の詳細はこちらから
それに対して「飲食接待費用」は会葬者や親族の人数によって金額が増減する変動費になります。これらをすべて合わせた金額が葬儀社に支払う費用です。
『葬儀社以外に支払う費用』には、仏式の場合は、寺院へ納めるお布施(読経・戒名)、斎場使用料や火葬費などがあります。
葬儀は、費用がかかるばかりではなく、香典・共済金・保険金などの収入もあります。香典は、故人に対して香を供えるという意味がありますが、元々は急な出費に対する相互扶助という日本らしい考え方からきています。その他にも葬儀後、役所などに申請することで受け取ることができる健康保険などの公的扶助なども収入になります。
葬儀費用から葬儀収入を差し引いた金額が、お施主様の「葬儀自己負担額」になります。葬儀の際、香典などの収入を考慮せず、葬儀費用のみで考える方が多くいらっしゃいますが、費用と収入のバランスを考慮した「葬儀自己負担額」から検討していくことが葬儀を上手に執り行うポイントです。
家族葬と一般葬
「家族葬」とは、一般の方の会葬をお断りして、家族・親族だけで執り行う葬儀です。「家族葬」は会葬者を限定することで葬儀規模を小さくし、費用を抑えることができる場合があります。しかし、「葬儀自己負担額」で見てみるとどうでしょう?
費用
棺や骨壺、遺影写真などは「家族葬」「一般葬」ともに必要ですが、「家族葬」では、祭壇や式場を小規模にする場合が多いようです。また、通夜・精進落しなどの食事や初七日法要の引出物等の費用はどちらも変わりませんが、香典返し(満中陰志)などは「家族葬」の方が少なくなります。このことから、「一般葬」と同様に必要なものもありますが、「家族葬」の方が費用を抑えられることがわかります。
収入
「一般葬」は会葬者からの香典数分の収入がありますが、「家族葬」は親族分のみに限定されます。
「家族葬」では、実際の葬儀費用のほとんどがお施主様(喪主)の自己負担となり、「葬儀自己負担額」で見ると必ずしも「家族葬」の方が安くなるとは限りません。
また、「一般葬」は、一般の方に会葬していただくことで、地域の方々へこれまでのお礼を述べることができ、故人も喜ぶことでしょう。さらに、薄れつつある地域の繋がりを守るという意味でも重要なことかもしれません。
葬儀は人生の最期を締めくくる大切な儀式で、やり直しがききません。なかなか事前に準備をしにくいものですが、「家族葬」「一般葬」といった葬儀形態や、葬儀に関する収支面のメリット・デメリットなど総合的に判断した上で執り行いたいものです。何よりも忘れてはならないことは「故人にふさわしい葬儀」であることです。
ルミエールでは、常時葬儀についての事前相談を受け付けております。詳しく説明させていただき、各家庭に合った葬儀を見つけるお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談下さい。