えひめ中央レポート2019
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<園芸販売課> (野菜) 春から初夏にかけての販売は、3月からの気温の高まりと共に順調な出荷となり、価格面では厳しい販売となりました。7月の西日本豪雨災害以降は野菜全般に品薄となり、その後も度重なる台風襲来の影響もあり、夏秋期は市場での流通量が品薄気味で推移し、高単価での販売となりました。当JAは多くの品目で前年並の出荷量を確保することができており販売金額を伸ばすことができました。そのような状況下で小田・広田・中山地区を中心に出荷されている夏秋ピーマン共選では販売金額1億円を達成することができました。しかし、冬期の販売は暖冬の影響により野菜全般に各産地潤沢な出荷となったことで11月中旬頃からの価格は低迷し、長期間厳しい販売状況が続きました。3月下旬頃からは、レタスなど品目によっては価格を回復させながらの販売となりました。 (花卉花木) 春先の販売は、各産地共に出荷が遅れていたものが気温の上昇と共に集中出荷となったことで産地毎のリレー販売がスムーズにつながらず、販売価格は低迷しました。夏秋期の販売は、豪雨と豪雨後の猛暑、度重なる台風襲来などの影響により、相場も安定せず天候に大きく左右される販売となりました。秋以降のユーカリを中心とした花木の販売では、他産地の出荷量減少の影響もありますが、当JA産の花木の品質評価は高く高値での販売を続けることができました。また、若松の販売も契約単価の見直しなどを行い、2年連続で販売金額1億円を突破することができました。<選果業務課> 今年度の選果場稼働については、基幹品目の温州みかん・伊予柑類が裏年ということで共同荷造り選果数量は27,264t(平成31年3月末時点、前年同時期対比:87%)と前年選果数量を下回る結果となりました。一方荷造り面においては、企画販売や贈答需要等の多様化するニーズに対し、個包装施設等を利用した特殊荷造り対応を実施し、製品の付加価値増に寄与することで生産者の手取り向上に努めました。選果場の運用については最新の選果施設である北条選果場にて主力品目の選果対応を行い、評価の公平性と品質格差の是正を図ると共に稼働率の向上に努めました。また、1・2級混みでの荷受品目を増やすことにより農家庭先選別の負担軽減と選果荷造りの効率化を図り費用削減に努めました。 中島選果場1階出荷設備の改修工事を実施し、作業の効率化と労力の削減を図りました。 冷蔵施設については、施設改修の基本計画に沿って伊予選果場キウイ冷蔵施設の冷却設備機器の更新工事を実施しました。また、稼働冷蔵庫の集約や冷蔵施設の有効利用を行い外部委託費の削減に努めると共に職員技術者による施設の定期巡回を実施し保守管理費の削減を図りました。●購買部<資材課資材部門> 平成30年度前半は、原油価格が引き続き上昇基調にあり、石油を原料とする資材価格や輸送コストが同調しました。化成肥料原料は生産国の生産・出荷調整の影響を受け、ダンボールは通販需要の伸びや、古紙の中国輸出価格の高騰により値上がりしました。12月には世界景気・動向の不測により一時的に原油価格は下落し、一部原材料は需給バランスにより値下がりしましたが、人手不足を背景とした、運送料金の上昇は引き続き強く影響を及ぼしました。 原料情勢が変化する中で、定期的に資材情勢報告を刊行し周知に努めると共に、値上がり前予約の取りまとめや肥料品目の集約による入札価格抑制。11t車直送や仕入条件交渉を行い、菜種かす、マルチ等の価格低減を実現しました。 生産資材取扱高は、従来からの耕作地縮小傾向に、被災園地の防除・施肥休止、出荷量減少が重なり計画を下回りました。<資材課観光部門> 大相撲松山場所に350名余りの観覧を頂き、企業旅行の新規取扱いも増加しましたが、JAツアーの多くを占める支部等組織旅行や視察について、豪雨災害後の自粛ムードにより、中止・縮小が相次ぎ、計画、昨年対比とも大幅に下回る結果となりました。<燃料課石油部門> 石油事業については、ガソリン需要減退に伴う過当競争の激化や人口減少や過疎化による人手不足により、燃料供給インフラの維持がますます困難になるなか、競争力強化による顧客満足度の向上、新規客の集客、再来店に向けた販売促進に努めましたが、原油価格の急激な上昇に伴い消費者の節約志向や低燃費車の増加により数量13

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