JAえひめ中央レポート2023 ディスクロージャー誌
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◇自己資本比率の状況 当JAでは、多様化するリスクに対応すると共に、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。出資金の減少やバーゼル規制の適用等を受け、内部留保に努めた結果、令和5年3月末における自己資本比率は、12.90%となりました。◇経営の健全性の確保と自己資本の充実 当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。 ○ 普通出資による資本調達額  元的に管理し、組織横断的に協議します。⑵ リスク管理担当理事を「金融円滑化管理責任者」として、当JA全体における金融円滑化の方針や施策の徹底に努めます。⑶ 各支所に「金融円滑化管理担当者」を設置し、各支所における金融円滑化の方針や施策の徹底に努めます。。7.当JAは、本方針に基づく金融円滑化管理態勢について、その適切性および有効性を定期的に検証し、必要に応じて見直しを行います。 当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、「JA内部監査基準」に基づき、公平かつ独立の立場でJAの事業経営目標の効果的な達成を支援するため、経営者が組合経営上のリスクに対応して整備・運用する内部統制システムの有効性を検証・評価し、課題の指摘や改善の提言を行っています。 また、内部監査は、全ての部署を対象に年1回以上の無通告監査を実施し、監査結果は、理事長及び監事に報告したのち被監査部署に通知され、定期的に改善の取り組み状況をフォローアップしています。また、特に重要な事項については、直ちに理事長及び監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。 当JAは、「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を算出して、当JAが抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己資本の維持を図ると共に、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。 また、平成19年度から、信用リスク、オペレーショナル・リスク、金利リスクなどの各種リスクを個別の方法で質的または量的に評価し、リスクを総体的に捉え、自己資本と比較・対照し、自己資本充実度を評価することにより、経営の健全性維持・強化を図っております。発行主体資本調達手段の種類コア資本に係る基礎項目に算入した額項   目内   容えひめ中央農業協同組合普通出資7,036百万円(前年度7,092百万円)JAえひめ中央レポート26内部監査体制11. 自己資本の状況

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