JAえひめ中央レポート2024 ディスクロージャー誌
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する消費者の節約意識は強く、店舗での売行きは低調に推移しました。また、青汁についても製品在庫過多による生産調整と原料ケールの生育不良が重なり、計画の2割程度の入荷となり大幅な製造減となりました。結果、加工製品販売額は計画13億6,130万円に対し、10億2,505万円(計画比75.3%)と計画を大きく下回りました。 一方「顧客が満足する安全で安心な製品づくり」を念頭におき、FSSC22000(食品安全マネジメントシステムに関する国際規格)の更新維持のため、外部機関による衛生管理勉強会や食品安全チームによる検討会、内部監査を実施しました。 工場においては、食品事故、労働災害防止のため、老朽化施設・機器等の改修・更新を計画的に進めると共に、危険情報の共有、リスクアセスメントの強化による労働安全意識の向上を図りました。また、有閑期における他部門への要員派遣や、販売計画に沿った効率的な製造を実施し、安全で安心な製品の供給と製造経費の削減に努めました。【企画管理部門】●総合企画室 〔企画課〕 第7次中期計画の進捗管理について、半期毎に実践状況を取りまとめて経営会議で検証すると共に、理事会及び経営管理委員会で報告しました。 経営基盤の安定化に向けて、関係部門と密接に連携しながら対応を進めました。 准組合員の運営参画に向けた「准組合員モニター制度」の運用を行いました。 広報誌「まるえびより」や季刊誌「KARANE」の誌面充実、ホームページやSNSの更新頻度向上、メディアに対しニュース性のある情報公開(プレスリリース)の強化など、各種媒体を活用して地域の「食」と「農」と「JA事業」の魅力や情報を積極的に発信しました。〔電算課〕 令和5年10月より導入されたインボイス制度(適格請求書等保存方式)へのシステム対応を実施すると共に、自営経済管理システム全般の安定稼働及び機能強化に努めました。 また、令和6年10月更改予定の次期自営経済管理システムについて、更改スケジュールに基づき遅滞なく着実に移行作業を行いました。 運用面においては、販売システムの内渡・精算業務、利用者情報の登録について確実な処理を行いました。●総務部〔総務課〕 遊休不稼働資産の売却並びに賃貸契約締結による有効活用に努めると共に、他の資産についても売買交渉を継続して行いました。また、老朽化施設の計画的な改修及び解体を実施しました。 組合員出資金の適正管理及び出資増強運動の継続的な取り組み、准組合員総代出席による通常総代会を初開催しました。〔人事教育課〕 不祥事未然防止と人材育成の観点から140名の定期人事異動を実施しました。また、第7次中期計画に基づき、役職員の意見交換を通じて働きやすい職場づくりを目的とした座談会を実施しました。内定者同士の親睦と結束を深め内定辞退防止を目的とした、料理教室を実施しました。新規採用職員の離職防止につなげるべく、育成担当者に対する育成担当者任命式並びに育成担当者研修会を実施し、育成力の強化に努めました。〔経理課〕 令和5年9月からの新財務会計システムへの移行に伴い、運用方法や日次処理の流れ、出力帳票等の変更点や押印方法等に関するマニュアルを新たに作成、整理し、周知しました。 また、令和5年10月からのインボイス制度開始に備え、インボイス(適格請求書)を発行する側と受け取る側の双方の立場における注意点や会計処理に関するマニュアルの作成を行い、職員向けの研修を開催しました。〔福祉課〕 利用者、家族に寄り添った支援を心がけ、信頼される介護サービスの提供に努めました。 新型コロナウイルス感染症の5類移行により再開され始めた地域活動への参加により広報活動に取り組み、また、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターへの積極的な情報発信やきめ細かい対応による連携強化により新規利用者獲得に努めました。15

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