① 事業の概況 令和5年度の当JAの連結決算は、子会社3社を連結し、関連法人1社に対して持分法を適用しております。連結決算の内容は、連結経常利益6億63百万円、連結当期損失金2億31百万円、連結純資産232億91百万円、連結資産3,304億49百万円で、連結自己資本比率は13.96%となりました。② 連結子会社等の事業概況 株式会社ジェイエイえひめ中央 主力の葬祭事業においては、葬儀施行件数が463件で計画に対して47件、前年に対しても49件下回りました。長引いたコロナ禍の間に葬儀の形態が大きく変化し小規模葬・家族葬が主流となったなかであるものの、葬儀内容の提案強化に取り組んだことで、売上総利益は2億33百万円(計画比96.0%、前年比93.2%)となりました。リース・不動産事業においては、分譲販売用の土地購入に至らず、売上総利益は計画を下回りました。その結果、会社全体の売上総利益は2億50百万円(計画比93.9%、前年比88.7%)、一般管理費は2億42百万円(計画比96.1%、前年比100.9%)であったことから、営業利益が7百万円(計画比54.4%、前年比18.7%)、当期純利益が0.2百万円(計画比4.5%、前年比0.7%)となり、黒字は確保したものの、計画比、前年比ともに大きく下回ることとなりました。丸温松山中央青果株式会社 取扱数量は41千㌧(前年比95.7%)、取扱高は117億57百万円(計画比104.0%、前年比103.6%)で、入荷量が減少したものの単価高値で推移したことから、営業収益は8億34百万円(計画比105.2%、前年比105.1%)となりました。販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益は46百万円(計画比94.8%、前年比115.6%)となり、当期純利益は33百万円(計画比111.1%、前年比136.1%)となりました。株式会社伊予連合農協青果 野菜類は入荷量減の単価高、果実類は主力の柑橘が干ばつの影響を受けた生産量の減少に比例して入荷量が減少したことから、売上総利益は30百万円(計画比70.6%、前年比88.9%)となりました。販売費及び一般管理費は38百万円(計画比88.8%、前年比96.5%)であったことから、営業損失が7百万円、当期純損失が6百万円となり、計画比、前年比ともに大きく下回ることとなりました。JAえひめ物流株式会社 運送事業においては、果実・営農用資材をはじめ、系統外の飲料製品等の運送が減少した結果、売上高は56億41百万円(計画比92%、前年比103%)となりました。倉庫事業においては、借庫の関東地区における飲料製品の保管量ならびに自庫本社倉庫の入出庫量の減少により、売上高は6億55百万円(計画比95%、前年比95%)となりました。会社全体としては、燃料費の高止まりや物価高に連動した関連資材価格の上昇による運送コスト増はありましたが、トラックの修繕費や販売費等の削減を図った結果、営業利益26百万円(計画比109%、前年比251%)、経常利益49百万円(計画比146%、前年比188%)、当期純利益32百万円(計画比155%、前年比185%)となりました。 項 目連結経常収益 (事業収益)信用事業収益共済事業収益農業関連事業収益その他事業収益連結経常利益連結当期剰余金連結純資産額連結総資産額連結自己資本比率2号)に基づき算出しております。令和元年度22,684,4522,648,7781,363,03313,440,8185,231,821454,197246,81923,359,181320,127,04913.20%令和2年度令和3年度21,357,57320,467,8372,615,6401,313,37413,019,4554,409,102445,442207,57123,540,052329,703,51513.43%2,619,1021,312,33712,365,0114,171,385465,496111,85823,644,907333,109,76913.27%令和4年度21,411,8442,605,0191,277,54613,221,5674,307,710705,401307,18223,727,383333,786,87813.30%(単位:千円、%)令和5年度20,555,4932,645,0891,249,94212,669,9853,990,475663,287△231,55623,291,754330,449,88613.96%(注) 「連結自己資本比率」は、「農業協同組合等がその経営の健全性を判断するための基準」(平成18年金融庁・農水省告示第97⑶連結事業概況 (令和5年度)⑷最近5年間の連結事業年度の主要な経営指標
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