JAえひめ中央レポート2025 ディスクロージャー誌
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 今年度は「組合の10年後の目指す姿」として掲げる第3次長期ビジョンの初年度であり、そのビジョンに向けた重要な第一歩となる第8次中期計画及び第6次営農振興計画の初年度でもあります。長期ビジョンに掲げる組合の姿に向けたそれぞれの計画を主軸として取り組みを進めると共に、自己改革の基本目標である「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」に向けて、引き続き強力に推し進めてまいります。 また、組合員との対話を通じて協同の力を結集・発揮し、農業・農協を取り巻く環境の変化へ柔軟に対応すると共に、総合事業体としての組合運営の中で行動力・創造力をもって事業改革・改善を進め、安定した経営基盤の確立に向けて着実に取り組んでまいります。【令和7年度自己改革に向けた第8次中期計画の戦略】○農業所得の向上1.生産量の安定と高価格販売に向けた戦略 ① 営農指導と高価格販売の実践 ② 契約的・直接販売の拡大2.高品質な農産物の生産に向けた戦略 ① 高温対策の導入による正品率の向上への  取り組み【令和7年度重点実施事項】1.【農 業】農業所得の向上と産地基盤の維持2.【くらし】JA利用者・理解者の増加と深耕3.【経 営】経営基盤の安定化 当JAは農業者により組織された協同組合であり、組合員の意思を広範に反映すると共に、業務執行を機動的に行うために、経営管理委員会を設置し、経営管理委員会が任命する理事が常勤して日常の業務に専念する体制をとっています。 経営管理委員は、組合の業務執行にかかる基本的事項や重要事項を定めるほか、理事の業務執行の監督を行っています。また、農業協同組合法第30条に規定する、信用事業を担当する専任の常勤理事の設置、常勤監事及び員外監事の設置によるガバナンスの強化を図っています。○農業生産基盤の維持1.産地基盤の維持に向けた戦略 ① 産地基盤の維持に向けた生産者組織との  連携2.担い手の確保に向けた戦略 ① 新規就農研修生の確保と営農定着3.農作業の軽減に向けた戦略 ① 農作業省力化の取り組み  (農作業支援および機械化)52.経営方針3.経営管理体制

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